最近注目されている「
アルパカのセーター」の特徴や機能性などをまとめました。寒い冬に、あたたかい素材のセーターはマストアイテム。今回は、冬のあったか素材“アルパカ”の魅力に迫ります。
アルパカについて
アルパカは、南米のアンデス山脈の高地に生息している、ラクダ科のビクーニャ属やラマ属に属する動物で、別名パコとも呼ばれています。
アルパカといえば、モフモフでふわふわの毛が特徴。衣類などの生活用品へ体毛を加工するために品種改良され、放牧されてきました。
「ワカイヤ」と「スリ」の2種類
アルパカの毛の種類は、「毛の短いワカイヤ」と「毛の長いスリ」に分かれます。ワカイヤは、ふわふわでもこもこしている毛。
スリは、さらさらしていて、少しドレッドヘアのようにツイストしているのが特徴です。一番多く流通しているのは「ワカイヤ」となります。
アルパカの毛は良質で希少な素材
アルパカ1頭からとれる産毛量はだいたい3kgくらい。「スリ」にいたっては、ワカイヤの10分の1ほどしかとれないといいます。
アルパカの中でも、さらに貴重で最高級とされているのが「ベビーアルパカ」です。生後3ヶ月までの子どものアルパカのやわらかな毛だけを集めたもので、繊維が細く1頭から数百gしかとれません。
「アンデスが育てた最高の天然繊維」といわれるほど、アルパカの毛は非常に希少価値が高いのです。
強烈な太陽の紫外線、寒さ、強風など、厳しい気候の自然を生き抜いてきたアルパカの毛は、保温性・保湿性・軽さ・やわらかさをもつ良質で希少な素材。カシミヤ並に毛が良質ともいわれています。
アルパカのセーターの機能性や特徴
アルパカの毛を原料にしたセーターは、軽くてとてもあたたかく、保湿力にも優れているところが大きな魅力。まだまだたくさんある、冬に最適なアルパカのセーターの機能性や特徴をみていきましょう。
アルパカは保温性が高く冬のセーターに最適な素材
アルパカは、ウールよりも保温性が優れていて、セーターやニットに使用されることが多い冬に最適な素材です。
アルパカの毛は、1本1本がストローのように穴が開いた構造。そのためとても軽く、穴は外気温によって開閉するようになっているので、温度調節機能にも優れています。
縮まずシワになりにくく耐久性もバツグン
アルパカはシワになりにくく、他の素材よりも生地が丈夫で縮みも少ないのが特徴。アルパカのセーターはあたたかいだけでなく、毛玉ができにくいなど耐久性もあります。
アルパカのセーターは高級感あふれる装いに
アルパカの毛は、油分を多く含んでいるため、肌ざわりはしっとりとなめらか。アルパカのセーターは、ウールのようにチクチクしません。カシミア同様に、シルクのような上品な光沢はとても高級感があります。
アルパカのセーターの取り扱い
アルパカは、耐久性の高い素材ですが、セーターの洗い方やお手入れ方法で気をつけたいポイントがあります。アルパカのように動物性の天然繊維は、虫がつきやすいので保管方法にも注意しましょう。
アルパカセーターの洗い方
ドライクリーニングに出すのがおすすめですが、自宅で洗濯する場合の洗い方をご紹介しましょう。
まずは、冷水でつけ置き洗いを。オシャレ着用の洗剤を使ってできるだけやさしく洗うことが大切です。縮む原因になるので、お湯は絶対に使用してはいけません。
アルパカのセーターとパンツ おすすめの商品をご紹介!
ふわふわもこもこのアルパカには、カシミアやウールにはないメリットがたくさんあります。
最近では、若い方からご年配の方まで幅広く着用されているアルパカは、寒い冬には定番の商品となってきました。
プリスティンでは、アルパカを使ったオリジナルセーターやパンツを作っております。
それでは、プリスティンおすすめの商品を3点、ご紹介していきましょう。
アルパカコットン リブクルーセーター
無染色アルパカとオーガニックコットンの混紡糸はプリスティン独自で開発したオリジナル糸。
プリスティンならでは細やかな想いがこめられたリブクルーセーターです。
首回りをすっきり見せてくれる優しいカーブと、長めの袖の切り替えリブがフェミニンな印象をあたえてくれます。
スカートや甘めのデザインパンツに良く合うコンパクトな着丈はコーディネイトしやすいと人気の商品。
伸びのよいニット織のセーターはアルパカのメリットを活かして型くずれしにくいのが特徴です。
フレアスカートやワイドパンツとのコーデは定番ですが、サルエルパンツとフランネルのロングシャツの組み合わせも新鮮ですね。
アルパカコットン リブタートルセーター
プリスティン独自の混紡糸で作られたアルパカコットン リブタートルセーター。
柔らかな肌ざわりと光沢はアルパカならではのもの。ウールとはひと味違った上品さが漂います。
寒い冬にぴったりのタートルネックで首元もぬくぬく。さらに、袖口の切り替えリブがゆるい雰囲気で手首をすっぽりと包んでくれます。
タートルネックのセーターには、細めのタイトスカートとノーカラーのコートでスタイリッシュにきめるのもいいですね!
パンツを合わせるならワイドよりも裾幅が狭いほうが、より大人っぽくみえます。また、アルパカの柔らかなイメージを損なわないためにも、インナーは薄めのものがおすすめです。
さらに、アウターもインナーも静電気を起こしにくい生地同士の組み合わせを選ぶことが大切。
ゆるくて落ち感のあるセーターは、ゆったりとくつろげる部屋着としてもおすすめです。
アルパカのセーターで寒い冬も快適に
アルパカは、高級天然毛としてカシミア以上ともいわれるほど、高い評価を受けています。アルパカの最大の魅力である優れた保温力と軽さは、セーターに最適。機能性に優れたアルパカのセーターで、寒い冬を快適に過ごしませんか?
オーガニックコットンと、アルパカを合わせたアイテムを扱うプリスティン。手放せなくなる心地よさとぬくもりをどうぞ。