「ちょっと魅力が伝わりにくい商品や、内容がわかりにくい案件を、いかに分かりやすく、面白く、インパクト強く伝えるかというのがCMなので、環境問題という難しくて固くて、近寄りがたいという問題を、優しく、正しく、楽しく、一般の人が近寄りたいと感じる存在にするために、クリエイティブなアイデアを出すことは同じなんです。アイディアというのは基本的に、伝わりにくいものを伝わりやすくして魅力的することだと思うので、そういう意味でいうと、問題が難しければ難しい程アイディアが活きるものだと思うんですね。
僕が社会問題で取り組みたいのは、原発や環境破壊、食料問題などで、難しい問題こそ漫画にしたいと思っています。例えば原発をテーマにした漫画を描いたりするのは、原発というナイーブで伝わりにくい問題を、みんなで共有化できるようなメッセージにしたいから。楽しいモノやコトは、最初からアイディアが必要ないんです。だから楽しくないものの方が、むしろアイディアが生きる。むしろ、実はいい魅力があるんだけど、それが伝わりにくい、難しい商品は、アイディアの出番だ!って感じですね。
それでいうと、オーガニックコットンも、いいモノなのに難しいと思われがち。アバンティ社さんのように、いいモノを作っている人たちこそ、基本的に『いいモノなんだから宣伝しなくても伝わるはず』って思っているから(笑)」
本田亮様インタビュー風景3
そんな本田氏が使用するの
肌寒いときは釦を一番上まで留めると首までしっかりとあたためてくれます。
おそろいのレディースのご用意もございます。