『うる星やつら』や『幽☆遊☆白書』、『NARUTO-ナルト-』などの人気コミックスのTVアニメーションや映画の企画制作・版権管理を担ってきた、布川郁司氏。
「独立前は、演出家としてタツノコプロダクションに入り、『いなかっぺ大将』や『タイムボカン』、『ヤッターマン』など多数の作品を担当しました。アニメーションは実写版と近く、ほぼオリジナルのストーリーが多かったので、演出家はシナリオを書いた後に絵コンテを起こします。これが画面作りには重要な役割で、ようは絵の台本ですね。29歳で独立し、最初は吉祥寺の小さなマンションでスタートしましたが、6年間ほど下請けを続けてわかったのは、やはり下請けでは自分たちが作った作品の権利主張ができないという現実。アニメーションの仕事は、制作物と、制作後の権利の活用を併用していかないと成り立たないことに気付き、ライツビジネス(著作権管理)を作り上げていきました。」
半世紀にわたり、日本のアニメーション界を盛り上げてきた布川氏は、4年前に社長職を譲り、同社の会長に就任し、現在は取締役最高顧問となり、若手人材育成のためNUNOANI塾を設立し、塾長を務めている。「これからはもっと面白いことをやりたい」と、4月2日(火)から開催される「ラフ∞絵」は、布川氏が発起人となって、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本 治氏と、「FINAL FANTASY」シリーズのイメージイラストなどで知られる天野喜孝氏、「機動戦士ガンダム」シリーズのメカニックデザイナーの大河原邦男氏、「魔法の天使 クリィミーマミ」のキャラクターデザインを務めた高田明美氏が集結した、業界騒然の大展示会だ。
表がヤク混、裏がコットンになるよう二重臼という編み方で編んだVネックカーディガン。
ハイゲージの成型編みでリンキングですっきりと仕上げています。
ヤクのチクチクを感じさせないやさしい仕様のカーディガンです。
裾の「g」のハンドル刺繍がポイントです。