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ガーゼエアニットの生地ができるまで

vol.64
64回目は、プリスティンのロングセラー「ハイネックパジャマ」や「オールオーガニックブラ&ショーツ」に使用している、ガーゼエアニットの生地ができるまでを取材しました。

すべてのものには生まれてきたストーリーがあります。
みなさまの手元に届くまでに辿ってきたものづくりの様子を、少し覗いてみませんか。
  • 【プリスティンの人気素材】

    なめらかで、ふんわりとした肌触り。
    とろけるような着心地が人気のハイネックパジャマ。

    優しく包み込まれるような付け心地の、オールオーガニックブラ&ショーツ。

    今回はこちらの製品に使用する生地、ガーゼエアニットのものづくりをお届けします。

  • 【エアニットとは】

    接結天竺、通称エアニット。
    薄手で滑らかなカットソー生地を2枚重ねて留め合わせた生地です。
    そうすることで生地の間に体温が含まれ、あたたかな空気に包み込まれるような着心地になります。
  • 【生地は和歌山県で作っています】

    今回訪れたのは、丸編みの産地で有名な和歌山県。
    今年で103周年を迎える、志茂合繊メリヤス株式会社。
    案内してくださった、営業部の小林さんです。
  • 工場には、長い歴史の中で手がけてきた膨大な数の生地見本が並んでいました。
  • 【いままでたくさん作ってきたエアニット】

    プリスティンではガーゼエアニットの他にも、ネコの足跡のような接結点のネコアシエアニットや、
    ベビー製品で使用しているドットやボーダー柄など、様々なエアニットを志茂合繊さんと開発しています。

    (オンラインショップの検索で「志茂合繊メリヤス」と検索していただくと一覧でご覧いただけます。)

    エアニットだけでも様々な種類を作っているのは、プリスティンの気持ち良い毎日にとってそれだけ欠かせない素材であるからこそです。
  • ちなみに、秋冬に欠かせない人気素材「ヤク裏毛」も、志茂合繊メリヤスさんが手がける生地です。
  • 【編み立て】

    では編み立て中の機械を見てみましょう。エアニットを作るのはこの大きな編み機です。
  • 【細番手の糸で、ゆっくりと編む。】

    立てかけらているのは、60番手の糸コーン。ガーゼエアニットはこの細い糸で作られています。

    それぞれの糸が編み機の上部につながっていて、ゆったりとした速度でチューブ状に編み立てられてゆきます。
  • 一時期はなめらかなガーゼニット生地の生産が多かったそうですが、60番手の細い糸で作る生産性が良くないため、最近は減っているそうです。
  • また、プリスティンの生地は、柔らかく仕上げるために生地の密度である度目を、緩めに調整してくださっています。
  • 【検反】

    1反で50mあるガーゼエアニットの生地。生地を広げて、出来上がった生地の状態をチェックしてゆきます。

    まずは裏側を見て、このあと反対にして、表側も全てチェックします。
  • 二枚重ねの接結生地は、生地の間に綿埃などが入っていないか目視でしっかり確認し、隙間に入った小さな綿埃があればエアーで取り除きます。

    このあと生地を畳む際にも、2回目の検反を行い徹底したチェックをします。
  • 【徹底した工場の管理】

    志茂合繊メリヤスさんの機械はどこを見ても綺麗。
    傷や汚れが出ないように編み機の掃除や調整を行うのはもちろん、生地が触れる全ての機械、装置を汚れのない状態に保つことが徹底されています。
  • 【接結は肌触りもデザインも叶える生地】

    案内してくれた小林さんは接結生地の魅力について、接結は生地を止めるというだけでなく様々な柄も作れる為、肌触りもデザイン性も持たせたいパジャマやインナーにぴったりな生地だと語ってくださいました。
  • いかがでしたでしょうか。

    生地のデザインが肌触りの良さにもつながるエアニット。
    ぜひなめらかな生地に包み込まれて、
    心地よい眠りの時間をお過ごしください。
\ この製品はこの場所でつくられました /
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