プリスティンから、このたび連載企画をスタートします!
旅行どころか外出もままならない昨今、せめて次の旅行に向けて心の旅のお供ができればと、
プリスティンとご縁のある、2001年よりイギリス在住の内田啓子さんの連載記事を、8回にわたってご紹介してまいります。
欧州と日本の文化、それぞれの美を発信し東と西の文化の架け橋となるための活動を行う、内田啓子さん。
そんな内田さんとプリスティンとの出会いは、7年前にさかのぼります。
内田啓子さんとプリスティンのブランドディレクター・おくもりが出会ったのは、
フランスのレ・アールから空港行きの列車の中でした。
以下、おくもりからのコメントです。
「あれから7年、時の流れのはやさに驚かされます。
車内はパリ郊外にあるメゾンエオブジェの展示会会場に向かう人であふれ、席には座れず立ちながら、
車体がカーブするたびに体が揺さぶられ、とても窮屈で息苦しかったのを思い出します。
途中駅に停車するごとに人が降り、気がつくとそこに、日本人の女性が立っていました。
どちらからとも無く声を掛けたのしい会話がはじまり、
展示会の出展者と知りその日、彼女のブースを訪問したのです。
それから訪仏の際に会える時はパリで、啓子さんが帰国の際には東京で、食事をする間柄になり、
まさに『 袖振り合うも多生の縁 』が今に続いています。
啓子さんは20年ロンドンで暮らしています。
そして、何よりも彼女のピュアでやさしい心にふれるたびに癒されるわたしなのです。」
新緑の美しい季節に重いコートを脱ぎ捨て出かけたいところですが、
啓子さんから送られるニュースの中で、清々しい風薫るイギリスの旅をしてみてはいかがでしょう!